乳がん検診の大切さ訴える ピンクリボンサポート女性の25人に1人が乳がんに…。乳がんの早期発見、早期治療を呼びかける企画です。

ピンクリボンサポートトップ  > マンモグラフィ検診体験記

マンモグラフィ検診体験記

10分で4回撮影

 マンモグラフィ検診を体験。まず、放射線技師、福井香奈子さん(検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師)から、装置で圧迫することでしこりとその周囲にある正常乳腺の差が際立ち、X線の量も少なくて済むことの説明があった。

 上半身服を脱いで装置の前に立ち、乳房を片方ずつ圧迫板で挟んだ状態で斜めからと上下からの二方向、合わせて4回撮影。全体で10分程だが、実際に乳房を挟んでいる時間はそれぞれ10秒から20秒ほどで、挟まれている感覚だけで痛いとは感じなかった。

 痛みには個人差があるそうだが、リラックスして肩の力を抜くことがポイントで、そうすることで撮影も正確になり誤診を防ぐこともできるという。福井さんは「ネックレスやピアスなどは撮影の妨げになるため外しておくこと。また、制汗スプレーは圧迫板に付いて誤診の原因となるため、付けてこないで」と話した。
    ◇
 寺田病院では毎週月、水曜日の午後、乳腺外来で乳がん検診をしている。予約優先だが、予約外も診察している。
 問い合わせは寺田病院 TEL63-9001へ。

伊賀タウン情報YOU 2011年10月前半(564)号」より

   
YOUよっかいち