ピンクリボンサポートトップ > 今春からマンモ撮影に女性技師 今春からマンモ撮影に女性技師三重乳がん検診ネットの伊賀市健診センター![]() マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師の石野麻貴さん=伊賀市四十九町で しこりの前に発見を ![]() 「しこりが手にふれる前に乳がんの発見を」と訴えるマンモグラフィ(乳房X線撮影装置)撮影技師の石野麻貴さん(38)。石野さんは、「三重乳がん検診ネットワーク」(津市)に参加する医療機関である伊賀市四十九町の市立上野総合市民病院伊賀市健診センターに勤務する診療放射線技師だ。 2年に1度は検診を 撮影技師の石野さんに話を聞いた。 ――今年4月から伊賀市健診センターでマンモグラフィ撮影を担当されているそうですね。 はい、2年前にマンモグラフィ撮影認定診療放射線技師の資格を取得しました。撮影する機器はデジタル・直接撮影方式で、基準を満たしたマンモグラフィ装置です。読影はマンモグラフィ読影医師の資格を持った医師が行っています。 ――マンモグラフィの利点は。 しこりとして触れる前の早期乳がんを発見できる可能性があることです。そのことで、完治率も非常に高くなります。 ――日本では乳がんが年々増加しています。 欧米では2年に1度マンモ検診を受診する人が60から80%と聞いています。日本では受診率は徐々に増えているものの20%に満たない状況で、亡くなる人は増え続けています。普段から自己検診をして、2年に1度は検診を受けてほしいですね。異常を感じたら、検診を待たずに医療機関で受診してください。 「伊賀タウン情報YOU 2014年5月前半(627)号」より |
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