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登録カード 活用し役立てて

診断精度の向上に

小林医師
▲登録カードを手に説明する小林医師=津市江戸橋で

 三重乳がん検診ネットワーク(竹田寛代表)は、ネットワーク参加医療機関(注)でのマンモグラフィ検診受診者に対し、ネットワーク登録を呼び掛けて来たが、2013年2月末現在で登録者数は11万4276人となった。

 05年の登録開始から今年で8年目となるため、登録後、自分のデータを蓄積する利用者も増えた。しかし、中には検診ファイルがどのように使われているのか実感しにくいとの声も上がっている。
 登録カードのメリットは何か、どう利用すればよいのかなど、同ネットワークの小林茂樹医師に聞いた。
 ―ネットワークに登録すると、自分の検診ファイルが作られ、次回の検診に役立てられるという説明を受けましたが、具体的にはどのように使われているのですか?
 小林医師 医師が検診の判定をする際、参考にしています。いつ、どこの病院で、どういった判定を受けているのかが分かるので、その回のデータのみで判定するよりも、診断精度が上がります。
 ―過去の結果が「異常なし」でも参考になるのですか?
 小林医師 経年的にどうだったのかが見られます。例えば、「異常なし」のデータが何年も蓄積されているとします。しかし、ある時「異常なし」にはならなかった場合、医師は、過去いつからいつまで「異常なし」の判定だったのか、またその判定はどの病院のものか、などを参考にするのです。
 ―検診時にカードを持参することになっていますが、検診でない受診で、マンモグラフィ検査を受ける際にもカードは必要なのですか?
 小林医師 外来受診の場合は保険診療であって、検診ではないので、基本的に検診データには残りません。ただ、診療の時にカードを提出するのは有効です。医師が診断の際に、過去の検診データを参考に出来るからです。
 ―カードを提出し忘れた場合、データは残らないのですか?
 小林医師 検診後、自分のIDナンバーを病院に連絡し、データを残してほしい旨を伝えてください。また、カードは県内のどの参加医療機関でも永久的に使えるものなので、紛失には注意していただきたいです。

(注)ネットワーク登録可能機関リストhttp://mie-mmgnet.jp/topics/mmgnetTourokuKikan2.pdf

伊賀タウン情報YOU 2013年3月後半(600)号」より

   
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