伊賀ドキの人 一人ひとりに癒やしを
藤井莉沙さん(30)
オープンから2年半、女性専用のトータルセルフサロン「レクリエイター」(三重県名張市夏見)で店長を務める。店を利用する小学生から年配者まで、「一人ひとりの大事なタイミングにお手伝いができ、癒やしの時間を提供できれば」と願っている。
名張は産めないまちに? 来年1月以降、出産可能な医療機関がゼロに
三重県名張市内で唯一、出産を受け入れてきた診療所「武田産婦人科」(鴻之台1)が、来年1月中に分娩の取り扱いを中止することが分かった。同市は「産み育てるにやさしいまち」をうたってきたが、1月以降は出産できる医療機関がゼロになる。市内の出生数は2002年の741人をピークに減少傾向にあり、23年は過去最少の367人だった。
【関連記事】武田産婦人科 来年1月に分娩中止へ 名張市内唯一の対応機関(https://www.iga-younet.co.jp/2024/08/28/94024/)
武田産婦人科 来年1月に分娩中止へ 名張市内唯一の対応機関
少子化影響 外来は継続
三重県名張市内で唯一、出産を受け入れてきた診療所「武田産婦人科」(鴻之台1)が、来年1月中に分娩の取り扱いを中止することが分かった。少子化に伴う利用者の減少などが理由で、武田守弘院長(70)は「名張で子どもを産める場所を守ろうと手を尽くしたが、限界がきた。断腸の思い」と語った。妊婦健診や婦人科の外来診療はこれまで通り継続する。
高効率な照明を追求 省エネ実現へ奮闘 瀧住電機工業の名張工場
1947年に創業した照明器具の専業メーカー、瀧住電機工業株式会社(本社・大阪市東住吉区)は66年に奈良県桜井市に、89年に三重県名張市八幡に工場を移転。名張工場は同社の唯一の生産拠点になっている。
整備進む伊賀国庁跡 30年前に位置確定
【伊賀名所シリーズ 今と昔④国府】
戦国時代の連歌師・能登永閑が著した「伊賀國名所記」に江戸後期の入交省斎が注釈を加えた「標注伊賀名所記」には、伊賀の名所を上空から見下ろしたように描いた絵が添えられている。江戸時代に紹介された伊賀の名所が現在はどうなっているのか、上空からドローンで撮影し、比べてみた。
生涯現役 地域おこし新たに模索 名張市奈垣のグループ代表
「ながき村おこしグループ」 中山ツヤ子さん(88)
地元に多くの人が立ち寄ってもらえるような地域おこしの新たな形を模索しようと、地元の有志とともに2005年、「ながき村おこしグループ」を結成。公務員として60代後半まで地元で勤めながら、野菜や地元の原料を使った加工品の製造販売をしてきた。
鉄筋で生み出すアート ものづくりが生きがいに 名張の相良さん
「作れるものは自分で」「思いついたらすぐ」
「作りたくなってやってみると、意外とできるもんだね」。植木鉢やプランターのサイズに合わせた置き台、可愛らしいカメレオンのオブジェなどの「鉄筋アート」を自由自在に楽しんでいる、三重県名張市桔梗が丘5番町の相良守康さん(72)。生活に必要な便利グッズや妻からの頼まれものなどをフリーハンドで作り上げている。
秋田で教育長務めた女性 曽爾青少年自然の家の所長に 「集大成」に全力投球
「国立曽爾青少年自然の家」(奈良県曽爾村太郎路)に今春、元小学校教員の佐藤素子所長(63)が着任した。3月までは地元の秋田県内にある潟上市で教育長を務め、「教育現場、教育行政を経験したからこそできる仕事」と一念発起。単身赴任で三重県名張市に住み、縁ある奈良の地で青少年教育に取り組んでいる。
俳聖・芭蕉の記念祭 伊賀・柘植町の萬壽寺で31日
俳聖・松尾芭蕉の生誕380年を記念した行事「記念祭 おかえり、芭蕉さん、ふるさと伊賀へ」が、8月31日午後1時30分から、三重県伊賀市柘植町の萬壽寺で開かれる。入場無料。
藩校で怪談寄席 伊賀・史跡旧崇広堂で31日
31回目を迎える恒例の「すうこうどう寄席」が8月31日午後6時30分から三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。