【伊賀市役所庁舎=伊賀市四十九町】
三重県伊賀市は2月7日、市上下水道部が管理する公用車1台を、昨年10月下旬に車検期間が満了していたことに気付かず、その後3か月余り使用していたと発表した。車検切れで使用した日数は105日間、走行距離は4755キロだった。
市上下水道部施設管理課によると、この車は水道施設課が使用していた軽バンで、6日に使用した職員が車検切れに気付いた。市ではこれを受け、残りの全ての公用車の車検満了日を調べたところ、問題は無かったという。
稲森稔尚市長はこの件で、「事務の確認漏れにより車検期間が満了していたにもかかわらず公用車を使用し、本市の信用・信頼を損ねたことをお詫び申し上げる。再発防止策を徹底するとともに、緊張感を持って業務に取り組み、全職員を挙げて信頼回復に努める」とコメントを発表した。
- Advertisement -