三重県名張市は2月6日、市内4つの公共施設のネーミングライツ(命名権)の契約者と愛称が決まったと発表した。この日の市議会教育民生委員会協議会で市教委が報告した。
愛称は、市総合体育館(夏見)が「ベルウイングアリーナ」、市民ホッケー場(百合が丘西5)が「憩いの里 ライフテクノフィールド」、市武道交流館いきいき(蔵持町里)が「ベルウイング武道交流館」、市立図書館(桜ケ丘)が「名張市立図書館すなお」になる。契約期間はいずれも4月1日から5年間。
市は新たな財源確保に向け、昨年11月下旬に4施設の命名権を公募。市総合体育館(年間契約金額200万円)と市武道交流館いきいき(同150万円)は冠婚葬祭業の「ベルウイング」(夏見)、市民ホッケー場(同68万円)は介護施設などを展開する「ライフ・テクノサービス」(津市)、市立図書館(同37万円)は介護事業所の「すなお」(名張市梅が丘北)がそれぞれ取得した。
応募は市総合体育館が2社、他は1社で、1月に開いた市広告審査委員会で決定した。市武道交流館いきいきと市立図書館に愛称が付くのは初めて。市は3月に契約調印式を開く予定。
3月末までは市総合体育館に「マツヤマSSKアリーナ」(年間契約金額102万円)、市民ホッケー場に「はなの里スタジアム」(同60万円)の愛称が付いている。4施設の新たな契約により、市の歳入は年間293万円増えることになる。
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