作家の故・岸宏子さんが執筆活動を続けた自宅を改修し、2023年に開館した三重県伊賀市上野忍町の「岸宏子記念伊賀文学館」で、岸さんの作品を題材にした読書会が2月2日午後1時30分から開かれる。参加無料。
同文学館は、岸さんの作品を始め、文学に広く親しむ場として作品や写真を展示している他、文化芸術の創造につながる交流の場として、読書会や連句の会などの催しも開かれてきた。
今回は、岸さんの「若き日の芭蕉」(1975年)を取り上げ、岸さんの生前に読書会や文学旅行などで交流のあった佐々木経子さんが案内役となり、参加者が感想や意見を交換する。
主催する伊賀文学振興会の福田和幸さん(76)は「誰でも自由に参加でき、作品は未読でも大丈夫。文学館の見学だけでも気軽に来てほしい」、佐々木さんは「若き日の芭蕉を知ってもらえたら」と参加を呼び掛けた。
問い合わせは福田さん(090・8158・9231)へ。
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