【凍り付き、氷柱が連なった大日滝(赤目四十八滝渓谷保勝会提供)】

 三重県名張市の景勝地・赤目四十八滝(赤目町長坂)にある大日滝で1月10日、強い寒さの影響で滝が凍り付く「氷瀑(ひょうばく)」が2年ぶりに確認された。

 大日滝(標高約430メートル、落差約30メートル)は、渓谷入り口の赤目滝水族館から遊歩道を15分ほど歩いた後、急な山の斜面をロープ伝いに15分ほど登ったところにある。渓谷を管理する赤目四十八滝渓谷保勝会によると、同日午後4時ごろにスタッフが氷瀑を確認した。渓谷の気温は、入り口付近でも前日夜に氷点下5度まで下がっていた。

 同保勝会は「11日の朝はまだ氷瀑を見ることができるはず。訪問時は必ず滑り止めを装着してほしい」と呼び掛けている。入山口では簡易アイゼンの貸し出し(1セット500円。返却時に300円返金)もある。

 問い合わせは同保勝会(0595・41・1180)まで。

氷瀑した大日滝の付近(同)
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