良さ生かし「活用できたら」
趣味が高じてアロエベラを栽培する、三重県伊賀市桐ケ丘2丁目の長川隆さん(63)。愛情込めて世話をした結果、立派に成長したアロエベラが増え続けている。
きっかけは5年前にもらった1鉢だった。最初の2年は越冬できず、ほとんど枯れてしまったが、残った子株が暖かくなると大きくなったため、興味が湧き、独学で育て方を研究し始めた。
例年5、6月になると、子株を1株ずつ外して株分けし、植え替える。3年目からは、霜対策にビニールハウスを利用したところ、2年前から急激に増加してきたという。
今では3年目を迎える大きなもので、長さ約80センチ、重さ20キロ以上。植え替えるのも重く、一苦労だ。
現在、3年目が約25株、2年目が約35株、1年目のものは約100株にもなり、「植える場所が無くなってきた」と苦笑する。
収穫は年中できるそうで、長川さんのアロエベラは立派に成長し、分厚く液汁もたっぷりだ。
長川さんは「増えすぎてどうしようかと思っている。美容と健康に良いと聞くので、これを生かしてもらえたらありがたい」と話した。
2024年12月7日付881号3面から
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