三重県名張市の景勝地・赤目四十八滝に12月21日、高さ約25メートルの巨大クリスマスツリーが初お目見えする。渓谷を管理するNPO法人赤目四十八滝渓谷保勝会は「関西最大級」とPRしている。
ツリーは渓谷の第3駐車場にある樹齢70年ほどのスギの木を使用。約6000個のLED電球で飾り付ける。
水族館長が発案
赤目滝水族館の朝田光祐館長(23)が11月中旬、この木を活用するアイデアを思いつき、短期間で準備を進めてきた。光は水族館のイメージカラーの青と白を基調とし、頂部には黄色の星形の電飾を輝かせる。
朝田館長は「大きさはユニバーサル・スタジオ・ジャパンのものに負けないクラス。周りに明かりが無いので、すごく奇麗に映える。たくさんの人に見に来てほしい」と呼び掛けている。
ツリーは12月27日までの毎日と1月中の土日、午後5時から同7時30分までの点灯を予定している。
クリスマスマーケット
21、22日の午前11時からは、ツリー前の広場を会場に「サンタのクリスマスマーケット」が開かれる。
保勝会のスタッフや観光客らがサンタクロースの衣装に扮してパレードする他、同水族館の展示もクリスマス仕様に。会場ではグルメやハンドメイドアクセサリーの店が並ぶ他、手作りの巨大ジェンガを積む大会などもある。
21日午後1時からはダンスとよさこいのショー、22日午後3時からはクリスマスにちなんだ衣装で参加するコンテスト(要事前申込)もある。イベントの最新情報は同渓谷のホームページ(https://www.akame48taki.com/)を確認する。
コンテストの申し込みや問い合わせは同保勝会(0595・41・1180)まで。
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