三重県伊賀市上野地区の児童が集まるサッカースポーツ少年団「FC VINKS」が、12月8日に岐阜市である「第36回東海ブロックスポーツ少年団競技別交流大会サッカー競技」に三重県代表として初出場する。6年生9人を中心に、女子5人を含むメンバー25人が「全員攻撃・全員守備」の言葉を胸にフィールドを駆け回る。
依那古、中瀬地区の少年団チームが統合して2018年に発足し、両地区の名称に「勝利(V)」を冠して命名した。今春からは久米地区の児童も加わり、上野南小(同市沖)で毎週水、金、土曜を中心に活動。今回は上野地区8チームの予選、県内8チームの予選でそれぞれ優勝し、東海へ駒を進めた。
今年は既に、夏にあったフットサル交流大会、10月の「フジパンカップ」で東海大会に出場しており、年3回の出場は初。依那古の少年団時代から監督を務める宮本幸武さん(60)は「人数も増え、高め合えるようになってきた。今大会を通じて感じたことを、これからの上達につなげてほしい」と語った。
主将を務める三訪小6年の福永新太さん(12)は、3歳上の兄の影響で小1から同少年団に入った。守備陣の要として、相手の布陣や出方をよく見て好守を組み立てることを心掛けている。
10月の東海大会は初戦で準優勝チームに完敗し、「相手の人数が多く思えた」ほど攻守の力強さやサポートの速さなどで差を痛感したという。今大会に向けては「得点につながるプレーをし、チームで優勝を目指したい」と意気込みを話した。
今大会では、東海4県の代表各1チームがリーグ戦を行う。
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