11月27日午前10時20分ごろ、三重県伊賀市丸柱の国道422号でトライクと呼ばれる三輪自動車と普通乗用車が出合い頭に衝突。トライクを運転していた津市の無職男性(76)が頭部や胸部などを打ち重体、普通車を運転していた奈良市の無職男性(62)にけがはなく、助手席にいた母親(88)が胸部に軽傷を負った。
伊賀署によると、トライクは市街地方面から広域農道を北進し、普通車の2人は自宅から国道422号を東進し観光で同市を訪れていた。広域農道側には一時停止の標識があった。
現場は市立阿山中学校から西約5キロの信号機がない交差点。見た目はバイクのようなトライクだが、道路交通法上は普通自動車の扱いで、運転していた男性は義務づけられていないヘルメットを着用していたという。警察が事故の状況などを調べている。
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