【葬儀保険の仕組みを解説する中森さん】

 今さら聞けない、誰に聞こうか迷う「葬儀」のあれこれ。三重県伊賀・名張地域に8つの会館を構え、年間1000件以上の葬儀に携わる株式会社ベルウイング(本社・名張市夏見)のスタッフが、誰しも直面する可能性のある疑問にお答えします。第4回は、「0円で葬儀ができるヒミツ」を1級葬祭ディレクターの中森陵介さん(33)に聞きました。〈PR〉

 いつ必要になるかわからない葬儀に備えるため、互助会にご入会頂くことで、規模の大小にかかわらず葬儀に不可欠なモノ(祭壇、棺、車料など)をご用意することができます。しかし、掛金だけで葬儀の全てを賄えるわけではありません。会館代やお食事料、返礼品などは家や地域によってまちまちですから、「いくらかかるのか不安…」という方にも「葬儀保険」の併用をお勧めします。

 葬儀保険のメリットは大きく2点、「負担を減らせること」「すぐに葬儀代金を支払えること」だと考えます。保険金は遅くともご本人(または対象者)が亡くなって3日以内に支払われます。現金でも受け取れますが、保険会社から葬儀会社へ直接代金を納めてもらえ、手間もかかりません。保険料で賄えれば、改めて支払う必要がない〝0円葬儀〟が可能ですし、残金があれば宗教者の方へのお礼金や、葬儀以外の病院代などに充てる方も多いようです。

 「葬儀」という、目的がはっきりしていることもあって、月々の掛金は比較的安く、親世代を送る時期を控えた50、60代くらいで加入する方が増えているようです。弊社が扱う葬儀保険の一例ですが、60代前半の男性で支給額50万円の場合、掛金は男性が月1500円前後、女性は1000円前後になります。葬儀保険は加入して半年後以降にご利用頂けるようになります。

 医療保険や生命保険と違い、ご本人の健康状態には左右されませんので、人生の終盤を迎えるに当たっての「最後のとりで」という位置づけでもあります。既に加入している方は葬儀に直面する前に、自分を送ってくれる大切な方へ、互助会や葬儀保険に入っていることを必ず伝えておいてください。一つでも心配事が減ればきちんとしたお別れができると、私たちも願っています。

 問い合わせは当社の相談窓口(0595・66・0777=シティホールステラ)までお願いいたします。〈PR〉

〈中森陵介さん〉名張市出身の33歳。1級葬祭ディレクター。これまで4000件以上の葬儀に携わってきた。「何でも聞いてもらえるプロであること」を心掛けている。

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