三重県伊賀市出身の俳聖・松尾芭蕉の生誕380年記念事業実行委員会が、芭蕉の俳句や理念をテーマにした工芸美術作品を募集している。俳句とアートのコラボ企画「芭蕉×ART」の一環。
募集するのは、陶芸、染織、ガラス、金工、木竹芸、漆芸、皮革、七宝などの作品。平面作品は縦横160センチ以内、立体作品は縦横奥行き100センチ以内で、いずれも重さは30キロ以内。
プロ、アマは問わないが、日本に住む18歳以上の人で、未発表品に限る。1人1点。最優秀作(1点)には100万円、優秀作(5点)には10万円、入選作には3万円を贈る。
審査は書類審査の1次と本審査があり、出品料は1次審査が無料、本審査は5000円。書類審査には作品全体と細部が分かるように撮影した1枚5メガバイト以下の画像3から5枚程度を同実行委のウェブサイト(https://www.city.iga.lg.jp./0000011565.html)にある応募フォームから申し込むか、2L版の写真3から5枚を応募用紙とともに事務局へ郵送する。
締め切りは12月31日。入選となる1次審査通過作品(20点程度)は来年2月下旬から3月中旬に史跡旧崇広堂(同市上野丸之内)で作品を展示する。
同実行委の担当者は「記念事業にふさわしい創造力豊かな工芸美術作品をお待ちしています」と呼び掛けている。
問い合わせは同実行委事務局の市文化振興課(0595・22・9621)まで。
- Advertisement -