【乱歩像の前で赤い羽根共同募金への協力を呼び掛ける名張青峰高生=名張市平尾で】

 作家の江戸川乱歩(1894‐1965)が生まれてから、10月21日で130年を迎えた。生誕地の三重県名張市にある乱歩像の前でこの日、地元の高校生が乱歩にちなんだ衣装を身に着けて赤い羽根共同募金への協力を呼び掛けた。

 市共同募金委員会の企画で、同市平尾の近鉄名張駅東口前であった。県立名張青峰高校の生徒会メンバー5人が参加し、怪人二十面相をイメージした帽子や服の他、黄色のはっぴを身に着けて駅を利用する人に協力を呼び掛けた。

 生徒会長で2年の本多琉央斗さん(17)は「少しでも地域の役に立てたらと思い、参加した。この機会に乱歩の事を知ってもらえたら」と話した。

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