【ひやわいを背景にしたフォトスポット】

 推理作家・江戸川乱歩の生誕130周年を記念したクイズラリー「図書館探偵団」が、12月1日まで三重県の名張市立図書館(桜ケ丘)で開かれている。入館無料。休館日除く。

全問正解者に贈られる缶バッジ

 1894年に同市で誕生した乱歩の節目を記念し、同図書館が謎解きイベントを企画した。クイズは、乱歩が経験した職業や作品に登場する「怪人二十面相」の変装など計10問。選択肢から正しい答えを選び、用紙に記入する。館内を巡って新たな本に出会ってもらおうと、10か所に配置している。

 生家の模型や愛用品などを展示している乱歩コーナーには、ヒントが隠されている。正しい選択肢の文字をつなげるとある言葉が現れる仕掛けで、全問正解者には限定缶バッジを贈る。

 他に、怪人二十面相の扮装を体験できるコーナーがあり、旧市街地にある「ひやわい」が背景のフォトスポットも設けている。

 館長の山口浩司さん(55)は「このイベントをきっかけに、たくさんの人に図書館を訪れてほしい」と話した。

 問い合わせは同図書館(0595・63・3260)まで。

【職場体験学習】この記事は、10月2から4日に株式会社ユーで職場体験学習に取り組んだ名張市立名張中3年の日髙伶紀さんが取材しました。

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