三重県の伊賀地域で活動する「劇団トリニティ」(たぐちちえこさん主宰)のミュージカル公演「銀河鉄道の夜」が9月15日、伊賀市阿保の青山ホールで開かれる。
出演はたぐちさんを始め、小学生から50代までの団員と音楽チームの計22人。宮沢賢治の原作にほれ込み、何度も舞台化していたが、劇団結成5年目を迎えたのを機に、今回のメンバーで取り組むことになった。
原作のイメージを壊さないよう、企画・構成・演出をたぐちさんが担当し、今年の1月から練習してきた。「宮沢作品は言葉が独特で難しい。古い言葉などもあえて使い、自分のものとして伝えられるよう密度の濃い練習をした」という。
音楽はケルト民謡などから物語の世界観に合う曲を厳選し、音楽チームが編曲した。
当日は午後2時からと同6時からの2回公演。前売り2500円、当日3000円、小学生以下半額。3歳以下は無料だが、チャイルドルームを利用する。チケットは専用サイト(https://marulabo529.wixsite.com/info/contact)で販売している。
たぐちさんは「かむほどに味わえる作品をぜひ生で堪能して」と呼び掛けた。
問い合わせは、たぐちさん(090・4940・4773)へ。
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