光の造形が美しいステンドグラス作品を集めた「真夏の夜のステンドグラス展Ⅵ」が、8月9から18日まで、三重県伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。
伊賀市文化都市協会の主催で、名張市などで教室を主宰する林田さなえさんがプロデュースする。「お城のまわりライトアップイベント」(10、11日)の協働事業も兼ねている。
会期中は三重県文化賞など数々の受賞歴がある林田さんの他、林田さんの教室生や呼び掛けで集まった全国の作家が250点ほど出展。米ニューヨークで本格的なティファニーランプを学んだ大村房子さんや、「ダル」と呼ばれる塊のガラスを使った西尾秀樹さんらの見応えのある作品ばかりだという。
林田さんは「今年は細やかな技法を持つ出展者が多い。細部に至る技術とガラスの美しさを堪能してほしい」と来場を呼び掛けている。
時間は午前9時から午後5時(最終日同3時)まで。なお、9から12、16、17日は午後9時まで夜間特別開館がある。入場無料で、購入可能な作品もある。
問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
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