創立77周年を迎える上野合唱団が7月7日午後2時から、三重県伊賀市阿保の青山ホールで記念演奏会「七夕コンサート」を開く。
三重県内で歴史ある混声合唱団で、定期演奏会の他に芭蕉祭や市民文化祭、サークルまつりなどに毎年出演、地域に根ざした演奏活動を行っている。ウイーン国立音楽大学を卒業し、ソリストや指揮者として国内外で活動してきた声楽家の波多野均さんを7年前に指導者に迎えた。
団長の榎並久実子さんは「基本の発声法から歌詞の明瞭な歌い方まで丁寧に指導を受けている」と話し、波多野さんは「これまでの演奏会では難度の高い曲を歌ってきたが、今回の演奏会は親しみやすい曲を中心に選曲した」と話す。
当日は4部構成。第1部は「七夕によせて」と題し、「たなばたさま」「見上げてごらん夜の星を」など、第2部の「フォスター名曲メドレー」では「ケンタッキーのわが家」「夢路より」などを歌う。
また第3部は「サウンド・オブ・ミュージック」より「ドレミのうた」「エーデル・ワイス」など、第4部では「青春を歌う」と題して「春に」「ほらね、」などを歌う。ピアノは橋本宏美さん。
入場料は前売り一般1000円。高校生以下500円。当日は各200円増。
同団では団員を募集している。現在、団員は伊賀地域を中心に40から80代の23人。練習は原則毎週木曜の午後7時45分から2時間、主にハイトピア伊賀(上野丸之内)で行っている。月会費は3500円。
問い合わせは副団長の上田さん(080・1609・9613)へ。
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