任期満了に伴う11月10日投開票の伊賀市長選挙に、現職の岡本栄氏(72)=下友生=が6月17日、市議会一般質問で4期目を目指し無所属での立候補を表明した。
市川岳人市議(42)が質問した。4選に向けては「昨年暮れ頃からいろんな方に続投を求められた。その期待に沿うのが私の使命。ラストイニングでしっかり完成させたい」と意欲を示した。
3期12年の成果については、財政健全化と市立上野総合市民病院の再生、子育て支援の充実、にぎわいの創出の4点を推進したと説明。自己採点は「優、良、可、不可の4段階で『優』であろう」と評価した。
やり残した点は、子育て支援の更なる充実や教育の充実などを挙げた。立候補表明は岡本氏で4人目。新顔の3人は全員、18歳成人式を元に戻す考えを明らかにしている。岡本氏は囲み取材で「きっと人気取りになると思って挙げた政策だろう。(市長選の)論点にするつもりはない」と答えた。
岡本氏は伊賀市出身で、早大卒。関西テレビ放送の元アナウンサーで、2012年の市長選で初当選した。
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