パリ五輪の体操女子日本代表に内定した、相好体操クラブ(三重県四日市市大井手)所属で四日市大1年の岡村真さん(19)が、練習拠点にしている同クラブで五輪への意気込みなどを話した。
代表選手の最終選考会を兼ねた5月中旬のNHK杯では、得意の平均台で優勝、個人で総合3位(ゆか3位、段違い平行棒7位)の成績を残し、体操を本格的に始めた小学3年のころから目標にしていたという五輪出場が内定。NHK杯は「全体的に大きなミスはなく、得意の平均台で結果を残せた」と振り返る。
「奇麗な体操」
代表内定について、「ずっと目標にしていた大会。素直にうれしい」と笑顔で話す。団体メンバーは10代が中心だが、「皆、世界で戦ってきた選手なので、経験が豊富。力を合わせてメダルを取りにいく」と意気込む。
普段から試合前日には、会場の光景なども含め、演技のイメージを膨らませるという。自身の強みは「指先から足先まで、奇麗な体操ができること」だ。
津市出身で、暁高時代から同クラブ四日市教室で練習に励んできた。「慣れ親しんだ地元を練習拠点にしたほうが自分に合う」と、四日市大へ進学した。
フランスでの試合に出場するのはこれが初めてだが、「緊張よりも楽しみのほうが大きいので、恐れず楽しみたい。大会まで残り少ない時間で、着地など細かいところを中心に練習に臨みたい」と思いを話した。
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