【一海さん(左)の指揮で練習するメンバー】

 「名張第九を歌う会」が、年末に開く「第32回市民コンサート第九」に出演するメンバーの募集を兼ね、5月25日午後7時から三重県名張市丸之内の総合福祉センターふれあいで「第九体験会」を開く。参加無料。

 1991年に発足した同会には現在、小学生から80代まで約50人のメンバーが所属。本番の舞台では約70人の編成でオーケストラと共演するため、毎年この時期に新メンバーを募っている。

 当日は、ドイツ語の発音やパート別など、普段の練習を参加者に見てもらう。新人には、パート別に練習用CDを貸し出す。同会の松岡寿夫代表は「発声や音取りなど、初心者へのフォローも丁寧にするので、合唱経験の有無を問わず年末の舞台で十分に歌うことができる。歓喜の歌を歌い上げ感動を分かち合えたら」と参加を呼び掛けている。

 練習は体験会翌週から12月まで、毎週土曜午後7時から同市上八町の名張市民センターで。合唱指導は一海靖晃さん、ピアノ伴奏は桂富佐さん。会費は月3000円、学生無料。今年のコンサートは能登半島地震災害復興支援として、12月15日に同市松崎町のadsホールで開かれる。

 問い合わせは同会の山田さん(090・7045・3383)へ。

- Advertisement -