京都を中心に活動している工芸美術作家の作品を紹介する「京都工芸美術作家協会展in伊賀2024」が、三重県伊賀市の史跡旧崇広堂(上野丸之内)をメイン会場に、赤井家住宅(上野忍町)、入交家住宅(上野相生町)、名張市の名張藤堂家邸(丸之内)で5月17日から開かれる。
伊賀市文化都市協会の設立30周年記念事業として2021年に開かれて以来、2回目の企画。今回は染織、陶芸、漆芸、金工、ガラスなど各分野の作家74人が約250点を出品する。
会期は6月2日までの午前10時から午後5時(最終日同4時)まで。入場無料。伊賀の3会場では、金、土、日の週末に伊賀華道協会の各流派による生け花も展示される。
5月25日午後2時からは、ハイトピア伊賀(伊賀市上野丸之内)で同作家協会員4人による特別講演会「京文化のなかの工芸」が開かれる。入場無料だが、先着200人の予約制。
また、他にもイベントが予定されており、史跡旧崇広堂ではいずれも日曜の5月19、26、6月2日午後1時30分から、同作家協会員3人による「アーティストギャラリートーク」(無料)が開催される。赤井家住宅では連日、作家の茶わんなどを使った呈茶(有料、午前10時から午後4時まで)があり、土日には「本皮革でカードケースを作ろう」「真鍮のスプーンを改造しよう」などのワークショップ(有料)も開かれる。
主催の伊賀市文化都市協会の担当者は「会場の雰囲気ともども作品をお楽しみください」と来場を呼び掛けている。
講演会の参加申し込み、問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
- Advertisement -