三重県伊賀市蓮池の造形染色作家、三代沢信寿さんが総合プロデュースしている「光のART展Ⅹ 光と影‐SHADOW‐」が、4月27日から5月6日まで史跡旧崇広堂(同市上野丸之内)で開かれる。伊賀市文化都市協会主催。
「伊賀にガラス文化を根付かせ、作家にとって旧崇広堂が聖地になるような位置付けをしたい」と三代沢さんが取り組んできた同展も10回目。富山市の市立教育機関「富山ガラス造形研究所」を今春卒業した5人の新鋭を始め、国内外から32人が出展する。
また、彫刻素材としてのガラスに可能性を感じて創作する作家、アビルショウゴさんの作品展「硝子彫刻」も10回を記念して同時開催される。
ライブやトーク
会期中のイベントも盛りだくさんで、初日は午後6時30分からシンガーソングライター「Yuika」によるライブ「オープニングライブパフォーマンスfromUSA」(定員30人、予約制)の他、27、28の両日午後1時30分から同7時まで、画家の岡本泰彰さんが、来場者とともに空想の世界をふすま4枚分に絵を描く「いきものをテーマにした襖絵を一緒に描こう!」がある。
更に27日午後5時からはガラス作家、吉井こころさんによるギャラリートーク「ガラス工芸の可能性」もある。いずれも参加無料。
三代沢さんは「生活空間にガラスがあれば暮らしが豊かになる。実力のある著名人たちの作品を一堂に見ることができるチャンスなのでぜひ」と来場を呼び掛けている。
時間は午前9時から午後8時30分まで。入館料は大人300円、小中高生100円(いずれも同4時半以降は無料)。4月30日休館。
申し込み、問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
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