【奥田さんが見つけたシロマダラ】

 夜行性で目撃例が少ないことから「希少な蛇」「幻の蛇」とも呼ばれるシロマダラを、三重県伊賀市長田の奥田良一さん(72)が4月上旬に見つけた。

 県のレッドデータブック(2015年)には掲載されていないが、半数ほどの都道府県で準絶滅危惧種以上に分類されている。灰色の肌に黒い輪がまだらに並び、毒は無いが成長すると体長は70センチほどにもなる。

 奥田さんが見つけたのは体長25センチほどの個体で、所有する市内の小屋を掃除していた際、板と板の間でじっとしていたという。「見たことのない模様だったので、その場でインターネットで調べた。細くて可愛いが、格好良い顔つきをしている」と感心していた。

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