三重県伊賀市玉瀧の県道端で、ピンクや白のシバザクラが道行く人たちの目を楽しませている。
近くに住む西田照代さんが15年ほど前から休耕田で育てているもので、最盛期には1千平方メートルほどに広がっていたが、ここ数年の夏の酷暑で枯れてしまい、現在は3分の1くらいの面積になったという。
以前は玉滝小(2021年閉校)の児童が地域を散策する際に立ち寄り、シバザクラを見学してお礼の作文を書いてくれたことも良い思い出だそうで、近くにあるデイサービスの利用者も楽しみに来てくれていたという。
今年は新しい苗も植え、「無理のない範囲で世話を続けていけたら」と語る西田さん。見頃は4月末ごろになるそうで、近所の家族連れも一面のシバザクラを眺めていた。
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