能登支援の輪、続いて　チャリティーコンサート　21日に名張で

女性4人の音楽ユニット

　ピアノやコーラスの指導などに携わる三重県名張市在住の女性4人のユニット「ピアチェーレ」が、4月21日午後1時30分から同市百合が丘西5のサービス付き高齢者向け住宅「百合ヒルズ」ホールでチャリティーコンサートを開く。入場料収入は能登半島地震の被災地への支援金に充てる。

　音楽を通じて以前から交流のあった4人は、今年2月に桔梗が丘市民センターで開かれた電子ピアノのお披露目会で初共演し、バラエティーに富んだ曲目で好評を得た。発災から3か月が経ち、「私たちに今できるのは音楽で元気になってもらうこと」との願いと「支援の輪が続いていってほしい」という思いからコンサートを計画した。

　メンバーは一ノ瀬薫さん、出井恵子さん、川端真理子さん、中嶋薫さんで、今回はピアノと鍵盤ハーモニカ、カホン、ツリーチャイム、クラベス、ビブラスラップなどの楽器で「乙女の祈り」「東京ブギウギ」「宇宙戦艦ヤマト」、時代劇メドレーなどを披露する。

　「ピアチェーレ」は「喜び・愉しみ」を意味するイタリア語で、4人は「聞いてくださった方が楽しんでくれたり、何かを始めるきっかけになってくれたり、少しでも誰かの力になれたら」と思いを話していた。

　入場料は500円で、予約制だが空きがあれば当日も入場可能。会場の駐車場は台数に限りがある。

　予約、問い合わせは出井さん（0595・65・6948）へ。