趣味で絵画を楽しむグループ「名張市美術作家協会」(板野和郎会長)の第32回春季展が、4月18から21日まで、三重県名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。
会員は、日頃それぞれに創作活動に取り組む60代から90代までの男女13人で、画歴、画材、テーマもさまざま。春と秋の半年ごとに開く作品展に向けて準備を進めており、今回は昔ながらの中国の暮らしや南洋の伝統儀式、伊吹山、人物画など、油彩、水彩、アクリルの30点前後が並ぶ予定。
約5年ぶりに同グループの作品展に臨む同市安部田の工藤俊治さん(86)は、丸山千枚田(熊野市)、赤目四十八滝渓谷の絵を出展する。名張に暮らして35年、「絵を描くことで名張の文化の活力や基盤となれれば」と日々感じている思いを語り、「自分が休んでいた間に皆が進歩しているので、若さを取り戻したい」と笑顔を見せた。
時間は午前10時(初日は正午)から午後5時(最終日は同4時)まで。
問い合わせは板野会長(090・5008・5606)まで。
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