三重県伊賀市の中心市街地にある空き店舗に忍者をテーマにしたシャッターアートがお目見えした。社会奉仕団体「上野ロータリークラブ」の創立70周年記念事業で、依頼を受けた県立上野高と伊賀白鳳高の美術部員が手掛け、同市上野東町の本町通りにある元薬局と金物店の家主らが協力した。
除幕式が4月6日にあり、関係者ら約30人が出席した。中心市街地の活性化を願った取り組みで、同団体の山本禎昭会長は「少しでも街中を楽しく歩いてもらえたら」と完成を喜び、謝辞を述べた。
上野高は元薬局のシャッター3枚を使い、談笑しながらお茶を飲む忍者を計15時間かけて完成させた。部長で2年のホリノユキナさんは「シャッターの凸凹した部分も上手に描けた。初めての共同作業としてはよくできたと思うし、楽しかった」と感想を話した。
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