【「広報なばり」4月号(左)と3月号を手にする職員=名張市役所で】

 三重県名張市は広報紙「広報なばり」(発行部数3万4400部)を4月号からリニューアルした。3月号まではタブロイド判モノクロ(16ページ)だったが、A4フルカラー(24ページ)になった。4月9日から14日までの間に市内で各戸配布される。

 表紙と裏表紙では、まちを愛し元気にしようと取り組んでいる人「ナバリスト」を紹介。初回は「シャボン玉おじさん」として活動する角田航太さんを取り上げた。

 特集では、市制70周年記念イベントで発表したブランドロゴ「なんとかなるなる。なばりです。」について、色の意味も含めて紹介した他、同市新田のみはたメイハンランド内「めばえファーム」での農福連携の取り組みなどを取り上げた。

 市の魅力を発信する「なばりじまん」や、子育て情報「つながるこそだて」、「#名張感動」などのコーナーも新設。今回からLINEを活用したeモニター制度を導入しており、市民100人に感想や意見を求め、紙面づくりに反映していくという。

 市広報シティプロモーション推進室係長の高嶋義典さん(45)は「カラー化で、名張の魅力をより伝えられるようになった。若い人やウェブ中心の人にも手に取ってもらえたら」と話した。

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