ハーモニー楽しんで　14日に伊賀でコンサート

　大阪音楽大学同窓会の「幸楽会」三重支部が主催する「スプリングコンサート」が、4月14日後1時30分から三重県伊賀市阿保の青山ホールで開かれる。

　同支部は今年で発足43年を迎え、声楽や器楽演奏家として活躍している約40人が所属。コンサートは、年1回の合同発表の場になっている。

　プログラムは会員によるフルート、ピアノ、サックス、カホンによる器楽アンサンブルの他、ピアノソロ、声楽ソロ、声楽デュオ、フルートソロと女声合唱など。中でも女声合唱の「フェリーチェ」は、日本抒情歌曲集より「待ちぼうけ」「この道」「浜辺の歌」など5曲を歌う。

　会場には能登半島地震復興のための募金箱を置くとともに、復興曲として橋本国彦作曲の「小鳥の歌」を合唱する。指揮は、同大学OBで、幸楽会で合唱指導を続けているテノール歌手の林誠さん。

　フェリーチェのメンバーで支部長の富治林直美さんは「昨年の夏場から月2回、9人が集まり合唱の練習を重ねてきた。気の合った仲間のハーモニーを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

　入場料は1000円（当日は1300円）。チケットは同ホール、サワノ楽器店（同市上野東町）、ブックスアルデ名張本店（名張市箕曲中村）、前田文具（同市夏見）で販売している。

　問い合わせは富治林さん（090・3836・7491）まで。