三重県名張市百合が丘西5の市立看護専門学校で4月2日、入学式があり、タイからの留学生1人を含む18歳から31歳の新入生20人が看護師を目指して歩み始めた。
式には在校生や新入生の保護者ら約90人が出席。松浦真由美学校長は式辞で「看護師はやりがいのある素晴らしい職業。優しさ、笑顔、思いやり、夢を持って共に頑張っていきましょう」とあいさつした。
新入生代表のあいさつは、県立名張高校を卒業した三成穂乃花さん(18)が務めた。祖母ががんで入院した中学生の時、担当の看護師が三成さんら家族にも優しく声を掛け、寄り添ってくれたという。あいさつでは「その看護師さんのように、患者さまだけではなくご家族やその周りの方にまで寄り添い、少しでも不安や苦痛を軽減し、支えになりたい」と語った。
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