三重県伊賀市消防団(杉本佳也団長)の既存の消防車両に置き換わる小型動力ポンプ付軽積載車6台が3月23日までに配備され、両日、市消防本部で配備式が行われた。団員らは新しい資機材の操作方法などについて説明を受け、手順を確認していた。
3月10日には軽トラックタイプの積載車が上野中分団第3部(1班)、上野東分団中瀬部(寺田班)、阿山分団第3部(玉瀧・内保班)に、23日にはデッキバンタイプの軽積載車が上野南分団猪田部(猪田班)、同神戸部(上神戸班)、伊賀分団第3部(3班)にそれぞれ配備された。
同消防団には普通トラックの積載車もあるが、維持管理にかかる経費や団員が保持する運転免許の種類などの観点から、オートマチック式の軽積載車への置き換えを順次進めている。今回、神戸部に配備された車両は日本損害保険協会から寄贈を受けたもので、他5台は市が購入した。
23日の配備式で、杉本団長は「配備された資機材の使い方を十分習熟して頂き、有事の際には戸惑うことなくスムーズに出動頂くようお願いしたい」と団員らに話した。
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