大学中級程度の英語力が必要とされる日本英語検定協会の実用英語技能検定準1級に三重県立名張青峰高校(名張市百合が丘東)の3年生2人、2年生1人が合格した。
3年の五十嵐雅さん(18)は、将来的に英語の必要性を感じ、受験勉強の傍ら1日で4技能を測ることができる「S‐CBT方式」で1月に受験。2月中旬に合格の通知を受けた。単語を覚えることを重点的に繰り返したといい、「経歴に書けることが増えたので、これから役に立つ」と喜んでいる。
同じく3年の薮本楓雅さん(18)は「せっかく英語を勉強したし、チャレンジしてみよう」と、1月に一般受験。1次試験合格後、2次の面接試験に向け、英語担当教諭と二人三脚で対策を強化したという。薮本さんは「漫画の主人公『両津勘吉』に憧れて、地域に寄り添った警察官になるのが夢。英語力を生かし、これからも頑張りたい」と目を輝かせる。
2年の坂元快成さん(17)は初挑戦で合格。昨冬、2級に合格したのを機に「準1級もいける」と背中を押され、一般受験した。リーディングとライティングが得意で、作文は「書けるだけ書いた」という。1次試験合格後は2次試験の面接に向け、担当教諭と2時間の特訓を5日間続けたため、当日は安心して挑めたという。「グローバル化が進んでいるので、海外との関わりも重要。この資格を生かしていきたい」と笑顔で答えた。
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