三重県名張市春日丘7番町の近畿大学工業高等専門学校で3月16日、卒業・修了証書授与式があり、総合システム工学科4コースと専攻科の計180人が門出に決意を新たにした。
この日、同高専体育館で開かれた式では、拍手に迎えられて卒業・修了生が入場。機械システム、電気電子、制御情報、都市環境の各コースと専攻科の代表が、齊藤公博校長から順に証書を受け取った。成績優秀者や地域活動が顕著だった学生らへの表彰も行われた。
卒業・修了生を代表して謝辞を述べた新見瑛人さんは「今日、学生それぞれが決めた新しい道に進む時がやってきた。寂寞の思いに駆られるよりも、それぞれの人生に笑顔の花が咲き誇ることを、選んだ道が指すその先にはいつも素敵な出会いが待っていることを願わずにはいられません。近大高専で培った巨大なエンジンの力で大きく自分らしく羽ばたいていきましょう」と思いを述べた。
齊藤校長は卒業・修了生へ「本校を離れても、友人たちと過ごした青春の時代、名張での生活を忘れることはないと思う。これから大変なことがあれば、本校で楽しかったことを思い出してもらえれば」と言葉を贈った。
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