2万2000人以上が犠牲となった戦後最大の自然災害「東日本大震災」から13年となる3月11日、三重県名張市でも黙とうが捧げられた。今年は元日に能登半島地震が起き、尊い命が失われた。人々は犠牲者の冥福を祈るとともに、防災への意識を新たにした。
市役所では、震災発生時刻の午後2時46分を迎える前にチャイムが鳴り、「多くの尊い命が犠牲となりました東日本大震災の発生から11年を迎えます」と来庁者や職員に黙とうを呼び掛ける館内放送が流れた。座っていた職員は起立し、約1分間、静かに目を閉じていた。
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