三重県立名張青峰高校美術部展が3月9日、名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で始まった。見学自由。10日まで。
1日に卒業式を終えた3年生3人を中心に、2年生2人と1年生4人の計9人のペン画や油彩画、水彩画、アクリル画など大小計46点を展示。人物や生き物など、さまざまな題材の作品が並ぶ。
3年の鈴木芭奈さん(18)が手掛けた「パイプライン」は、ペンとアクリル絵の具を使った30号の作品で、昨年の市美術展で教育委員会賞に選ばれた。複雑な配管と目を引く金魚を、緻密に描き上げた。
鈴木さんは「部員一人ひとりが個性的な絵を描いている。その違いを楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛ける。
会場では来場者が物語をつなげて一つの絵本を作る「STORY MAKER」も実施している。
展示時間は9日が午後6時まで、10日が午前10時から午後3時まで。
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