東日本大震災から13年となる3月11日、脱原発や自然エネルギー中心の社会を考える「さようなら原発3・11集会in名張」が三重県名張市赤目町丈六の赤目ほんまもん広場で午後1時から同3時30分まで開かれる。入場無料、事前申し込み不要。
「原発事故を風化させない」との思いで市民有志が震災の翌年から毎年開いてきた催し。今回は、能登半島地震や再生可能エネルギーへの取り組みに関する新聞記事などをパネル展示する他、ニュースで大きく取り上げられなかった原発問題をテーマに意見交換する。
オープニングでは歌と踊りで反原発を訴えるグループのパフォーマンスがあり、震災発生時刻の午後2時46分には参加者全員で黙とうする。
主催する「さようなら原発名張の会」の角谷英明会長(78)は「能登半島地震で、避難経路の問題などが浮き彫りになった。集会を通じて、原発について再度考えてほしい」と話した。
問い合わせは同会事務局の浜本さん(0595・64・3098)まで。
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