【大会に向け意気込む(左から)濱松いちかさん、小山さん、濱松祥太郎さん=名張市役所で】

 スポーツクライミングの一種「ボルダー」の全国大会「THE NORTH FACE CUP 2024」(3月9、10日)に出場する三重県名張市の3選手が2月28日、北川裕之市長を表敬訪問し、大会への意気込みを語った。

 出場するのは、市立北中2年の小山楚嵐さん(14)、市立蔵持小5年の濱松いちかさん(11)、同小3年で弟の祥太郎さん(9)。小山さんは年齢制限のないディビジョン1、濱松さんはU12、祥太郎さんはU10のカテゴリーにそれぞれ出場する。3人とも、昨年12月に滋賀県であった予選で出場権を獲得した。

 同大会への出場は5回目となる小山さんは「プロも出場するカテゴリーなので、その中でも食らいついていけるよう全力を尽くしたい」、初出場の濱松さんは「5、6年生が出るので、下の学年でも全力を出して決勝に残りたい」、2回目の出場の祥太郎さんは「パワーが自分の強み。決勝に行って1位になりたい」とそれぞれ話した。北川市長は「練習の成果をきっちり発揮して」と3人を激励した。

 大会は埼玉県入間市のクライミングジムで開かれる。

- Advertisement -