2023年分の所得税など確定申告の受け付けが2月16日から始まるのを前に、女子サッカークラブ・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重でプレーする選手4人が1月29日、伊賀市服部町のアピタ伊賀上野店で期限内納付や電子申告(e-Tax)の利用などを来店客らに呼び掛けた。
確定申告の広報活動には、伊賀・名張両市の個人事業主らでつくる納税者団体「伊賀青色申告会」(今岡久人会長)の会員や上野税務署の職員ら約20人も参加。くノ一の常田麻友主将(25)と秦美結選手(25)、渡邊凜選手(22)、高橋杏奈選手(23)はショッピングセンター入口でティッシュペーパーなどを配り、活動に協力した。
スマートフォンを使った電子申告の模擬体験にチャレンジした常田選手は「手続きや登録の作業は苦手だが、スマホで撮影するだけで自動入力してくれるので簡単だった」と話した。
確定申告会場は同市西明寺のヒルホテルサンピア伊賀と名張市鴻之台1の同市役所に開設。期間は平日のみの午前9時から午後5時(同4時受け付け終了)で、3月15日まで。
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