能登半島地震の被災地を支援するため、三重県の伊賀地域から次々と市職員が派遣される。
伊賀市からは1月14日から3月3日まで、2人ずつ計10人の応援職員を輪島市に派遣する。現地での業務は避難所運営や罹災証明事務の支援で、実働期間は移動や引き継ぎの時間を除く各3・5日。
1月12日の出発式で、防災危機対策局の中林謙太さんは「大変な思いをされている方に寄り添い、少しでも被災された方々の力になれるよう活動や支援をしたい」と話した。
同市立上野総合市民病院も県DMAT調整本部からの要請を受け、10日から13日まで整形外科医と看護師、薬剤師、事務員の4人を金沢市にある石川県立中央病院に派遣している。
名張市からも1月14日から2月24日までの間に計8人の応援職員を輪島市などに派遣する。避難所運営や被災建築物応急危険度判定、給水などの支援で、活動期間は2日から1週間程度。
1月12日の出発報告で、情報政策室の由川晃規さん(54)は「まずは連携連絡が必要。情報伝達を間違いなくやっていきたい。沈着冷静に取り組みたい」と話した。
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