三重県名張市の名張商工会議所の新年祝賀会が1月5日、名張産業振興センターアスピア(南町)で開かれ、会員企業の経営者や行政関係者ら約150人があいさつを交わした。
能登半島地震を受け、会の冒頭では犠牲者に黙とうが捧げられ、会場の受付には災害支援募金箱が設置された。集まった募金は、商工会議所のルートで被災地に送るという。
あいさつに立った亀井喜久雄会頭は、2050年に同市の人口が約5万人に減少するとする推計などに触れ、地域の経済団体として人口減少に立ち向かうために▼安定した雇用や暮らしに困らない水準の賃金▼男女が共に働きやすい職場づくり▼外国人の積極的な受け入れなどの取り組みが重要との考えを示した。
来賓らのあいさつに続いて祝宴が開かれ、鏡開きの後に地酒で乾杯した。
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