昨年12月末で三重県伊賀市の副市長を退任した大森秀俊氏(72)の後任として、市の前参与・デジタル自治推進局長の宮崎寿氏(63)が1月4日、着任した。宮崎氏は「時代の変化に合わせ、市民の皆さんがより良い暮らしができるよう、伊賀市として一体化した行政運営に努めていきたい」と抱負を語った。
宮崎氏は三重大学を卒業後、1984年に旧上野市に採用され、2004年の合併後は伊賀市で財務部長や企画振興部長などを務め、21年から前職だった。
この日、岡本栄市長から辞令を受けた宮崎氏は「前任者が7年務めていたポストで、責任は非常に重く、身の引き締まる思い」と感想を述べ、「さまざまな社会の変化に伴、市民の暮らしも変化が大きい。合併後、もう20年経ったという思いもある一方で、まだまだ一体化できる部分もある。心を一つにして事務事業を運営していきたい」と思いを語った。
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