【市が公表した3つのブランドロゴ案】

 三重県名張市のシティープロモーション推進に向け、ワークショップに参加した市民らがまとめた3種類のブランドロゴ案から1番を決める総選挙が、12月5日から来年1月21日まで実施される。

 市はブランドロゴ作成のため、市地域力創造アドバイザーの河井孝仁・東海大教授を進行役に6月から10月まで「ブランドイメージ創出ワークショップ」を開催。公募で集まった10代から50代の市民ら約40人が、「伝えたい名張の魅力」を5回の会合で話し合った。

 並行して、9月と10月には同ワークショップの参加者のうち大学生やデザイナーなど10人が参加する「キャッチコピー・ロゴ作成ワークショップ」で、これまでの意見を整理・分析。大阪市のデザイン会社「studio-L」の進行のもと、3案のロゴを作成した。

 案1の「知り合いの知り合いは知り合い」は、知り合いが知り合いになって輪が広がっていくイメージをデザイン。案2の「なんとかなるなる。なばりです。」は、重複する「な」を1つにし、円の中に入れることでつながりをイメージ。案3の「ひと言で説明できひん!名張」は、方言を入れたコピーを中央に配し、周りに名張のさまざまな魅力を配置した。

 投票は、特設サイト(https://nabari-citypromotion.jp/)または、市役所(鴻之台1)1階ロビー、市立図書館(桜ケ丘)などに設ける投票所から。市民に限らず、誰でも投票が可能。投票時に「ロゴをもっとこうしたらいい」などのアイデアも記入できる。

 ロゴは投票結果を基に北川裕之市長が最終決定し、3月23日の市制施行70周年記念行事で発表する予定。北川市長は「メンバーが時間をかけて作り上げてきたブランドロゴ。ぜひ関心を持って見て頂きたい。皆さんの名張愛の強さを示してほしい」と投票を呼び掛けている。

 問い合わせは、市広報シティプロモーション推進室(0595・63・7402)まで。

【関連記事】名張市の魅力伝えるキャッチコピーを 公募市民らのワークショップ開始(https://www.iga-younet.co.jp/2023/06/10/76851/)

- Advertisement -