世界の国や文化、互いに学ぼう　12日に名張でワールドフェスタ

　三重県名張市多文化共生センター主催の国際交流イベント「NabiChan（なびちゃん）ワールドフェスタ2023」が11月12日午後1時から同4時まで、同市丸之内の市総合福祉センターふれあいホールで開かれる。入場無料。

　異文化への理解促進や外国人住民との交流などを目的に開催し、今年で2回目。大きな会場での開催は初となる。なびちゃんは同センターの愛称。

　市によると、市内に住む外国人は約1200人。9月1日現在で多い順にベトナム人（258人）、フィリピン人（204人）、中国人（168人）、ブラジル人（143人）と続く。イベントでは、住民数が多い国を中心に、各国の紹介や民族衣装の展示がある。衣装の一部は試着ができる。

　この他、世界の国に関するクイズやゲーム、外国や日本の遊び（こまや輪投げ、折り紙など）の体験、防災について楽しみながら学ぶコーナーなどもある。

　市多文化共生センターの松崎瑠美さんは「なびちゃんの一番大きな国際交流イベントとして、毎年恒例にしていきたい。日本人の方も外国人住民の方も、大人も子どもも、ぜひ遊びに来て頂けたら」と来場を呼び掛けている。

　当日の駐車場は、市総合福祉センターの他に市立名張小学校のグラウンドが利用できる。

　問い合わせは同センター（0595・64・6711）まで。