三重県名張市の「赤目の里山を育てる会」(同市上三谷)は11月5日、赤目地区の里山を散策するイベント「コロナ禍を越えて里山散策で元気になろう」を開催する。申し込みは同2日まで。

 当日は、動植物や水生昆虫に詳しい同市富貴ヶ丘の本庄眞さんの案内で、午前9時30分から旧錦生小学校(同安部田)を出発。極楽寺を通って山道に入り、石切り場、トムソーヤ広場、トンボ池、赤目の森などを巡る約8キロの道のりを歩く。道中には里山の象徴として知られる絶滅危惧種のカワバタモロコを始め、サワガニ、カワニナ、ハッチョウトンボなどが生息しているという。

 参加費は300円(保険料など含む)。小学生は半額で、乳幼児は参加不可。定員は先着30人。

 当日は動きやすい服装で参加し、タオル、水筒、帽子、弁当、軍手、雨具を持参する。小雨決行。

 同会の伊井野雄二理事長(69)は「気軽に参加して、奇麗な自然が身近にあることを知ってもらいたい」と話していた。

 申し込み、問い合わせは同会(0595・64・0051)まで。

2023年10月28日付855号11面から

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