NTT西日本の子会社の元派遣社員が約900万件の顧客情報を流出させた問題で、三重県国民健康保険団体連合会の関係で流出が確認されている件数のうち、伊賀地域の住民分が約3700件にのぼることがわかった。同連合会から報告を受けた伊賀・名張両市が10月19日、それぞれ明らかにした。
両市などによると、伊賀市の住民分が1419件、名張市の住民分が2308件。
同連合会は、特定健診の受診を電話で促す業務などを県内市町から受託し、NTT西日本の子会社に委託していた。2016年3月から19年3月までの期間の16市町の対象者約3万人分の個人情報(住所、氏名、生年月日、性別、電話番号)が流出したと18日に発表していた。
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