女子サッカー・なでしこリーグ1部の最終節が10月9日、神奈川県大和市の大和なでしこスタジアムなどで6試合あった。伊賀FCくノ一三重は大和シルフィードに2‐0で勝ち、最終3位で今季リーグを終えた。

 くノ一の通算戦績は11勝7分4敗で、優勝チームとの勝ち点は4差。総得点数がリーグ2位タイの39、総失点数も2位タイの20だった。連敗は1度もなかった。

 最終節は10試合ぶりの無失点で勝利を飾った。先制点はハーフタイム直前の45分、ゴール前に放った主将のDF秦美結のクロスボールが直接決まった。リードして迎えた後半31分には、フリーキックの場面でFW西川明花が得意のヘディングでゴールネットを揺らした。

 今季リーグを終え、北村隆二監督は「監督一年目ということで選手とのコミュニケーションを大事に戦ってきた。優勝が目標だったが、3位でリーグを終えることになった。この結果は自分自身しっかりと受け止めている」、DF秦美結主将は「残りの皇后杯はこのメンバーで少しでも長くサッカーできるように頑張りたい」とコメントした。

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