「癒やしのアイテム」として人気が高い万華鏡が200点以上並ぶ作品展が、10月13から22日まで三重県伊賀市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で開かれる。入場無料。
伊賀市文化都市協会の主催で、万華鏡の魅力にほれ込んだスタッフの木下委久子さんの「もっと見てほしい」との思いが実現した。
展示会には、世界的な万華鏡作家、山見浩司さんが会長を務める団体「アートカレイドスコープジャパン」の作家38人が出品。手に取ってのぞき見る「チェンバースコープ」や、筒の先端にレンズを外付けして景色を映し出す「テレイドスコープ」など、さまざまな形状の作品が楽しめる。
また、会場では万華鏡制作の過程を収めた映像が上映される他、歴史を学ぶパネル展示、作品の人気投票もある。期間中の土日4日間の午前10時からと午後1時からは9組の作家が交代でワークショップ(有料)を開く。
期間中は常に作家が常駐しているため、質疑応答も可能だという。木下さんは「子どもも大人も楽しめる内容なので、この機会に本物に触れてもらい、万華鏡の魅力を広められたら」と来場を呼び掛けている。
時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。水曜休館。販売あり。ワークショップの対象年齢や定員、料金は回によって異なり、電話で申し込みを受け付ける。
申し込み、問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
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