【作品を見ながら講評し合うメンバー=名張市桔梗が丘6で】

 「メンバーそれぞれの、型にはまらない個性や描き方を楽しんで」。桔梗が丘絵画クラブの作品展が、9月15日から同17日まで三重県名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。

 市民センターサークルとして約40年前に発足し、現在は市内を中心に60代から80代の男女20人が月2回、桔梗が丘市民センター(同市桔梗が丘6)に集まる。市内在住の画家・金曽明子さんを講師に迎え、油彩、水彩、パステルなどさまざまな画材で、抽象、具象を問わず、画一的にならないよう思い思いに楽しく制作に励んでいる。

 以前は市民センター祭りや図書館など、地元で年4回ほど作品を披露してきたが、会員からの要望もあり、クラブのことを広く知ってもらいたいと、同ホールでの開催を決めた。「今までの集大成のような気持ちで」これまでに描いた作品の中から各自が気に入ったものを選んで展示するという。

 出品作には、孫とスイカを題材にした「はじめまして」、港に停泊する船を描いた「出漁前」、紅葉が鮮やかな「南禅寺」など、サムホールサイズからF30号まで50点前後が並ぶ予定。時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。

 同クラブでは会員も募集している。

 問い合わせは代表の森井さん(090・8936・4288)まで。

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